今年の冬から履いている
石徹白洋品店さんのwool100%のくつした
踵 と つま先が こんにちは
してしまったので繕いを。
くつしたを脱いだときに
繊維のかたまりが足裏にくっついていたり
裏側の隅にたまっていたりしませんか?
↑これ
それはその分だけ薄くなってしまったという証拠でもあります。
普段ならば捨ててしまうところを、
ニードルパンチの技法を覚えてからは いち“素材” として見れるようになり、
今回はその毛の “繊維のかたまり” を使って
さらに頑丈にお直しをしてみました。
毛糸でダーニングしたうえに
“繊維のかたまり” を置いて均一にならし
ニードルパンチでひたすら ちくちく
くつした自体から発生した繊維なので
色もばっちり馴染み
もこもこと異素材で切り替えたようなデザインになりました。
穴が空く前、
少し薄くなってきたなぁという時点だったら
ダーニングなしでニードルパンチだけでも繕えるかもしれません。
ニードルパンチを施した箇所だけ伸縮性はなくなってしまいますが、
その点が気にならないかたには
気負わずにできるとても楽な繕い方だと思います◯
毛のくつしたをお持ちのかた
ぜひお試しになってみてくださいね。
※基本的には毛の繊維の特質上できる技法になるため、綿や麻素材のものではこのやり方は残念ながらできません。
手縫い針の他にニードルパンチの針も手芸箱に忍ばせておくと、手仕事の幅がぐーんと広がりますね。
─
special thanks
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