ご結婚おめでとうございます ―神前式―
2022.5月吉日
@岐阜石徹白・白山中居神社
「かわいい服には旅をさせよ」
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〈新郎さま〉
紋付袴一式
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両親が鎌倉を中心に50年以上営んできた婚礼衣裳屋が2020年をもって店を閉じることになり、長年かけて集めた想い入れのあるこだわりの衣装を手放すのを心苦しく思っていました。
そんなときに交衣室megeのことを知り、旅に出すことにしました。
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箪笥主・橋本 典子さん
〈新婦さま〉
綿帽子/花嫁小物類のみお貸し出し
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新婦さまがご着用された白無垢は、嫁がれた土地の集落のかたがお持ちのものをお借りしたそうです。
衣の一番素敵な循環の仕方だなぁと、そこにmegeの衣装も混ぜていただいてとても幸せな気持ちになりました。
きっと石徹白の土地もおふたりの結婚を喜んでいるだろうなぁと。
衣装は用意できそうだけれど細々したものだけないので借りたい、というようなご要望にも臨機応変にご対応しています。
どうぞお気軽にご相談ください。
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神前式とは
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日本古来の神々に誓いを立てる挙式
「神前式」は、神道の神々に誓いを立てる日本ならではの挙式のかたち。
神道とは、古来から続く八百万の神様への信仰に、仏教などが影響して受け継がれてきた日本独自の信仰です。神事を行う神主が結婚を伝える祝詞を奏上し、三三九度の杯を交わして玉串をささげ、夫婦の契りを結びます。
現在のような神社で行う形に整えられたのは、1900(明治33)年に行われた大正天皇のご成婚が最初といわれており、その後一般に広まったのは、第二次世界大戦後。それまでの日本の結婚式は、新郎の自宅に身内の者が集まり床の間に祀られた神様の前で行う形でした。
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