展示内容
石徹白洋品店さんは、岐阜県郡上市の最奥の集落・石徹白(いとしろ)に暮らしながら、この地で紡がれてきた文化、歴史を学びながら、この地に伝わる民衣の形をベースとした服作りをしてらっしゃいます。
和裁の技術で、直線断ちだけで作られた「いとしろ民衣」
地域のおばあちゃんから惜しみなく教えてもらったというその先人の知恵に、今の時代を生きる私たちが使いやすいようアレンジを加え、今度は石徹白洋品店さんがその知恵=いとしろ民衣の作り方を惜しみなく私たちに公開くださっています。
布の無駄がない直線断ちの気持ちよさは自分の手で作ってみてこそ感じていただけるはず。
ぜひ石徹白洋品店さんの知恵を受取っていただけたら。
石徹白洋品店
「いとしろ民衣展」
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2024.9.3 ● - 9.18 ◯
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石徹白洋品店さんが語り継いでらっしゃる
岐阜県の山奥・石徹白の土地に伝わる “民衣”
その民衣の作り方を紹介されている本に
主に焦点を当てた展示会です。
[ 期間中の店開き日時 ]
3㈫ 11:00-17:00
4㈬ 11:00-17:00
6㈮ ご予約制
7㈯ ご予約制
8㈰ ご予約制
9㈪ 11:00-16:00
10㈫ 11:00-16:00
11㈬ 11:00-16:00
13㈮ ご予約制
14㈯ 10:00-15:00
15㈰ ご予約制
16㈪ ご予約制
17㈫ 11:00-16:00
18㈬ 11:00-16:00
お問合せ info@m-mege.com
お取り扱い
今回の石徹白洋品店さんの企画展では
作り方を公開されている“いとしろ民衣”シリーズに焦点を当てているため
石徹白洋品店さんの服は必要最低限でとても少ないです。
これを作るとこうなりますよ、というサンプルとして
ご試着したり作る際のご参考にしていただきたく
各アイテム一、二着ずつのご用意となっていますが
もちろん、気に入っていただけたものはお求めいただけます。
[お取り扱い]
・いろしろ民衣 作り方シリーズ冊子
(たつけ/はかま/かるさん/越前シャツ/袖なし)
・手縫いキット
(たつけ/はかま/かるさん/越前シャツ)
・たつけ布(リネン生成 *布端ロックミシン処理済み)
・キッズたつけ布(藍染コットン *布端ロックミシン処理済み)
・靴下(リネン/ラミーの二種)
他、各アイテム商品
布単品で販売しているたつけ布。国産・滋賀麻工業さんのもの。
石徹白洋品店さんの工場見学の様子はこちらよりご覧になれます。
民藝×石徹白洋品店
イギリスのウィリアムモリスギャラリーで行われている民藝の展示「ART WITHOUT HEROES」内でもご紹介されているという石徹白洋品店さんの服作り
とても興味深いです。
先日、店主の平野さんとスタッフさんがが現地へ赴き、たつけの裁断デモンストレーションをされたそうなのですが、⇀
たつけの作り方を教えてくれた先生である石徹白のおばあちゃんの長尺を日本からイギリスまで携えて行かれた話にグッときてしまいました…
現在五冊発行されている「いとしろ民衣」シリーズを発行順に読み進めていくと
先生たちも歳を重ねられお亡くなりになられた旨も文中に記載してあったので、
きっと喜ばれているだろうな。と勝手ながらに感情移入しちゃったりして。
そんな、上記内容のトークイベントが今月末9.28㈯にあるようで
わたしもオンラインで参加予定です。
以下、概要です。
「”たつけ”と民藝の交わる場所 」
平野 馨生里さん(石徹白洋品店)× 吉澤 朋さん(文化の翻訳家)
ー婦人之友とみんながつながるトークイベントー #33
改めて注目される民藝と、石徹白洋品店の仕事から、
この先の日本の手しごとや文化について見えてくるものとは?
Arts and Crafts運動を立ち上げ、デザインの父とも呼ばれるウィリアムモリス(1834 - 1896)。ロンドンにあるウィリアムモリスギャラリーにて2024年3月から9月まで企画展「Mingei / Art Without Heroes」が開催され、石徹白洋品店の服が紹介されました。その展示に翻訳家/ パートナーとして関わった吉澤 朋さんと、石徹白洋品店店主・平野 馨生里さんの対談です。
「民藝」が日本とイギリスでどう受けとめられているか、その違いなどについて現地で感じたことを紹介。民藝運動の始まりから100年たった今なお、多くのつくり手や使い手に影響を与える思想と石徹白洋品店のものづくりの交わる場所を、文化の翻訳家として、異なる文化間の橋渡しを志す吉澤朋さんが紐ときます。
お申し込み先はこちら
石徹白洋品店は、岐阜県の奥美濃の小さな集落・石徹白地区にて縄文時代から継承されてきた伝統の野良着 (たつけ)を復刻し、現代のライフスタイルにあったデザインで服を制作。また、地域の植物を採取、草木染や藍 染を行い、自然素材を生かした服づくりに取り組んでいる。モノづくりを通じて進めてきた地域活性化の取り組み が評価され、共同通信社らが主催する第12回地域再生大賞の準大賞を受賞。
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