種からつくった服 展
2024.5.8㈬● - 5.23㈭○
終了致しました。
yohakuさんの
種からつくった服
△種から作ったオーバーサイズシャツ
現在、種から始まる服づくり(watanabe cotton project)で服になっている生地の5%には
2021-2022年に収穫された和綿茶綿が含まれています。
余白さんがお店の屋上で育てた綿
福島いわき市で茶綿の有機栽培をされている起点さんの綿
わたしのようにこのプロジェクトおもしろそ〜と全国各地で茶綿栽培に挑戦された方々の綿
数字だけを見ると たかが5%のように思えるけれども
知っている(関わっている)人にはとても尊い大きな一歩の5%。
(他の95%はトルコ産のオーガニックコットンの混紡だそう)
余白さんの服づくりを通して
服一着ができあがるまでにはそれくらいの時間がかかるんだなぁ、と一緒に体感させていただいています。
→ 2022-2023年収穫分の紡績もついにはじまったようです。
そんな、茶綿の種。
今年はこの余白さんの企画展に合わせてmegeでも配布させていただきました。
今月いっぱい、もしくは来月上旬くらいまででしたらまだ発芽に間に合うと思うので
もし育ててみたいかたがいらっしゃいましたらお声がけくださいね。
ぜひ一緒に育ててみませんか?
期間中の同時開催
南三陸のパン菓子工房ouiの店主・みちこさんがお店に来てくださったときのこと。
久々にお話をするなかで、
そういえばouiさんって麦から作ってましたよね。
という話題になり、
そこからだんだんと余白さんの服づくりとouiさんのパンづくりの姿勢が重なって見えてきて。
展示会後期の短い期間のみではありましたが、
「種からつくった服」と「種からつくったパン(焼き菓子)」
の販売もさせていただきました。
また別日には
これから約半年間茶綿栽培がんばろう。の気持ちも込めて、
箪笥主でもあるmori-to-ki・森 佳代子さんを講師にお呼びして日焼け止めづくりも行ったのですが、これまた贅沢な内容で…
石巻産のポップやハマナス、南三陸産の藍の成分もいただいて、宮城県内の素材を使った地産地消の日焼け止めができましたよ。
植物たちが密かに隠し持っている効能を聞くだけで
毎度ながらに、へぇー、と楽しい学びの時間でありました。
使用する素材については、わたしたちが今いる環境や風土で育ったものが一番からだに合うんじゃないか、というところに最近落ち着いたのだと話す佳代子さんに
うんうん、と、とても納得したのでした。
なにより使っていて気持ちがいいもんね。
茶綿の種をもらってくれたみなさんとのこれからのやりとりと
収穫した綿花を余白さんにお送りできる日を楽しみにして
また今年も茶綿と向き合っていきたいと思います。
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