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屋号のmegeについて

更新日:2020年10月20日





お店をはじめてから5年目にして、やっと、HPを作ることが出来ました。 いつも気にかけてくださっているみなみなさま、どうもありがとうございます。

日々流れていくSNSではない、お家のようにどっしりと構えた念願のHP

まだ、未完成の部分もありますが、増改築を繰り返しながら、少しずつ居心地のいいマイホームにしていきたいなと思っています。


記念すべき最初の投稿は、うーん、なにを書こう、と悩みつつ まずは自己紹介も兼ねて、お店の屋号についてお話したいと思います。 mege…? そう、めげ、です。実家の屋号を、そのまま頂戴しました。






← 名家ーめいけー(東北訛り)ーめげ

おじいさんの前妻に当たる「八重子の日記」より



地元の北上町十三浜には、各家々をこのような屋号で呼び合う習慣が残っており、実家の佐々木家は「名家」(訛って「めげ」)と呼ばれます。 苗字である佐々木よりも、屋号の方が地域では認識されていましたので、小さい頃はめげの麻衣ちゃん、と呼ばれていたこともあり、気づけば自分を象徴する言葉のひとつとして認識していました。 また、いつのことだったか、 隣の港町を訪問した際に、どこから来たのや?と聞かれ、小指(実家の地区名)のめげです、と言ったら、わたしのおじいさんの名前を当てられたではありませんか。 そのときの衝撃たるや、今でも忘れられません。

昔は歩いて魚などを売り歩いていたようで、遠くの人にも名を知られていたんでしょうね。佐々木家の血筋をなぞるように、各地を歩きまわるわたしにぴったり。 開業当初は、日和スタイルという屋号で石巻で営んでいたのですが、 (こちらに関しては、またあらためて記したいと思います) 松島への移店と、新しい元号のはじまりと共に、(その間に苗字も変わったので)、 わたしのルーツであるものを忘れぬよう「めげ」という名を頂戴することにしました。





縫物、衣仕事が、あたりまえに暮らしの一部になっている八重子ばあさんの姿も megeに重ねながら・・・






そうそう、最近情報誌に掲載されたときに、わたしが交衣室megeと名乗って仕事をしていることも知らないはずの親戚から 「麻衣ちゃん載ってだどー、」と親におしらせが入ったらしい。


megeの力、やっぱりすごいわぁ(笑)、と再認識。 それだけでもう、この屋号にして正解だったなぁと思ってしまいます。


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