漢方敷
お取り扱いをはじめました。
この時期の湿気は本当に悩ましいですよねぇ。
除湿機を常時稼働していても地に近い箪笥の下段になればなるほど衣類の湿度が気になって、昨年出会ったこちらの漢方敷を願掛けのように着物箪笥一段一段に敷き始めました。
これはあくまでもわたしの感覚的なものなんですが、
なんだか、いい気がする!
(語彙力、すみません。笑)
と、製造されている京都の和玄さんのことも調べてみて、なるほど納得。
江戸時代後期に呉服店として創業後、着物の帯屋を経て、現在は主に着物の保管のための「特殊和紙」の販売に重きを置いているとのことでした。
着物を熟知し扱ってきた方々が生み出したものだったんですね。
年に1~2回天日干しをすることで 半永久的に効果が持続するため、ゴミにならず長期間繰り返し使い続けられるのも嬉しい点。
もしも取り替えや不要になった場合は、天然素材のみで出来ているので畑の肥料として使われている方もいらっしゃるんだとか。
鉱石の効果で土を元気にしてくれるそうです。
この祝着展に合わせてお取り扱いを始めさせていただきました。
わたしと同じように衣類の保管にお悩みのかたに ぜひお試しいただけたらと思います。
|漢方敷 kanpoujiki
天然鉱石(トルマリン、ゼオライト微粉末)を和玄さんの独自技術で配合した出雲和紙。沖縄産の本ウコンも配合。
鉱石は嫌な臭いや湿気を取り、雑菌の繁殖を抑え、カビ発生の防止もしてくれます。ウコンには虫よけ効果、和紙の原料である麻には抗菌効果があります。
除 湿 ・ 脱 臭 ・ 除 菌 ・ 防 カ ビ ・ 虫 除 け
の効果でどんな天然素材の着物(衣類)でもやさしく守ります。
化学物質を含まない無臭で無害な和紙です。
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サイズ 35cm×97cm
素材 天然鉱石・麻・藁・ウコン
*森林保護の観点から成長が早い植物だけを使用しているそうです。これもまた素敵。
生産国 日本製
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一枚入り 650円(税込)
※モラクセラ菌という部屋干し臭の原因菌の抗菌率も高いため、ハンガーと一緒に衣類を干すのもおすすめですよ、とご担当者さまから教えてもらいました。
詳細資料ご希望のかたは画像をお送りしますのでお気軽にご連絡くださいね。
お着物をお預かりすると、よくウコン染めの風呂敷に包まれてお預かりすることがあり、これはなんでだろう、と思っていました。
箪笥主さまから着物と一緒にお預かりした風呂敷
昔々からの着物を守る知恵だったんですね。
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