yasuko watanabe wool workshop 2025
- mege 交衣室

- 9月28日
- 読了時間: 5分
羊毛作家・渡辺 泰子ちゃんの
wool workshop tour in JAPAN 2025 (バンドマンみたいね!)
過去最長となった今回の全国羊毛旅は
今月から関東を皮切りに始まっており
宮城県には二年ぶりに再び訪ねてきてくれます。
年を重ねるごとに羊毛愛と羊毛の知識が溢れていく泰子ちゃんと
ぜひどこかで出会って(再会して)いただけたら嬉しいなと。
mege主催のworkshop詳細
すでに満席となった会もございますが
あらためてこちらでもご紹介いたします。
羊のフリースマットを織ろう


羊の毛の房をそのまま生かして結んだり
ギャッペのように毛糸を束ねて結んだりしながら
ダンボールの織り機を使って織っていくworkshopです。

羊の毛をそのままにして織り込むため
できあがりはふっかふか

まるで羊の上に座っているような
あったかいお座布団が作れます。

出来上がりサイズは 約35×35cm
*わたしは規定サイズよりもう少し大きくしたかったため、羊毛を追加購入をするかたちで45×45cmくらいに仕上げました
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日 程|2025.10.17 ㈮
時 間|10:00-16:00
場 所|mege
〒981-0215 宮城県宮城郡松島町高城133
参加費|13,000円(羊毛300g/糸代込)
持ち物|エプロン(または汚れてもよい服装)/ハサミ/昼食
件名「10/17 WS予約」
お名前、ご連絡先を明記
⇀ ※現在満席のためキャンセル待ち受付中です
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✒ ギャッペ とは…
イランの遊牧民が手織りする毛足の長い絨毯のこと
羊毛であそぼう
羊のお話し と 羊毛でお絵描きフェルト作り体験


「ペレのあたらしいふく」という絵本を朗読した後


絵本に登場する道具を使って実際に羊毛に触れてみます。

羊毛(刈り取ったそのままのもの)を洗う方法をお見せした後



毛を梳いて紡ぎ車を使い羊毛を糸にする実演


お水を使って羊毛で自由に模様を描くフェルト作りを

最後に、絵本「ベルダのしごと」を読んで終わりになります。

刈り取ったままの羊毛が、どのような工程を経て糸や衣服になっていくのか⋯
渡辺泰子さんが、羊毛の面白さや可能性をたのしく愉快にお伝えしてくださいます。
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日 程|2025.10.19㈰
時 間|10:00-12:00
場 所|宮城県県民の森 中央記念館
〒981-0121 宮城県宮城郡利府町神谷沢菅野沢41
対 象|5歳から大人まで
*幼児は親子一組でご参加ください
参加費|2,200円
*兄弟姉妹割⇀2人目以降500円引
(例 2人兄弟でのご参加で3900円)
件名「10/19 WS予約」
お名前、ご連絡先、参加人数を明記
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宮城県民の森は個人的にも大好きでよく娘と遊びにいく場所
アスレチックやたくさんのお散歩コースもあるので、お弁当持参で丸一日遊び倒しましょう!
写真は、主に影丘の家さま(東京)での “羊毛であそぼう” の様子です。
羊毛のお守りを作ろう
糸紡ぎと織りをどちらも体験できる 羊毛のお守り作り

同日午前中に開催をする「羊毛で遊ぼう」
こちらからもう少し踏み込んで
羊毛の手仕事を幅広く体験してみたいかた向けの簡単で欲張りなworkshopです。

ご自身で羊毛の糸を紡ぎ、その紡いだばかりの毛糸を織って、ふかふかの羊の毛の房を結び、ちいさな羊毛のお守りを作ります。 *イメージとしましては、フリースマットの極小版となります
映画「weaving the world」(tibet編)を見終わったあとは
きっとなにか手仕事に触れたくなるはず
…と思い、泰子ちゃんがこのようなworkshopを考えてくれました。
映画もぜひお時間共有できましたら嬉しいです。

伝統工芸とモードをテーマに人々の日常や土地の風景が描写された、全5ヵ国のテキスタイル(織物)にまつわる物語を追ったドキュメンタリー映画。そのうちの一編、チベット高原の地でヤクと共に暮らしながらそのヤクウールを手織りし服作りを行なっている遊牧民たちを追った映画です。※字幕
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日 程|2025.10.19 ㈰
時 間|上 映 13:30-14:20
workshop 14:30-15:30
場 所|宮城県県民の森 中央記念館
〒981-0121 宮城県宮城郡利府町神谷沢菅野沢41
参加費|映画のみ 1,500円
workshopのみ 1,500円
両方参加 2,500円
件名「10/19 ws予約」または「10/19 映画予約」
お名前、ご連絡先、参加人数を明記
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映画については、5年前に旧・somemono佐々木龍大さんのギャラリー(岩手・盛岡)で一度上映をさせていただいたことのある思い入れのある作品で、以降もずっと胸のなかにその美しい景色が残っており、よい機会が巡ってきたらまた上映会をできたらなぁとその時を探っていたところ、泰子ちゃんがずっと背中を押し続けてくれまして、今回このようなかたちで再企画をすることができました。
主人公となるデチェンさんは、チベット遊牧民のための工房を設立しヤク毛織物を復活させます。当時34歳。現在100名以上もの従業員さんを雇用してらっしゃっていて、この地域に残る最後の遊牧民たちに生きがいを与えてらっしゃるように感じたのと同時に、日本国内各地でも風前の灯火となっている素晴らしい手仕事を未来に継いでいくために奮闘してらっしゃる方々と重なって見えました。
また、服としてもとても魅力的で、実際に纏ってみたいなと思わせるブランド力にも惹かれます。

この映画を日本とつないでくださった旅とテキスタイル・菅野さん曰く、以降おそらく上映をすることが難しくなるかもしれないとのことなので、この機会をどうかお見逃しなく。
映画の中へ手仕事の旅にご案内いたします。
ちなみに11.8㈯には SESAYさんの展示会とあわせまして、オートクチュール刺繍工房を追ったindia編の上映会も予定しています。

宮城県内の予定
10.17㈮ mege 𓐄 松島(満席)
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10.18㈯ 多夢多夢舎中山工房 𓐄 仙台
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10.19㈰ 宮城県民の森中央記念館(mege主催)𓐄 利府
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10.20㈪ coya 𓐄 岩出山(満席)
ご予約、心よりお待ちしております。
渡辺泰子 watanabe yasuko
羊毛作家
東京都葛飾区出身
文化服装学院 デザイン専攻卒
株式会社アナンダに入社し羊毛についての知識や技術を学び、フェルト、植物染め、織り、糸紡ぎの講習を担当し10年間勤務。
その傍ら個人で「日常に潜む生き物」をテーマに羊毛や絵で創作活動を始め、全国さまざまな場所で個展や合同展示、羊毛の特性を生かしたWS、学校や幼稚園にて子供たちに羊毛を教える仕事も精力的に活動。
その他、映画や舞台で羊毛の装飾や衣装製作をするなど、羊毛で出来る表現を追求し面白さを伝え広めている。






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